こちらは今から12~13年前に私が製作したペンダントヘッドです
その頃はまだお店を構えておりませんで
都内や地方でギャラリー展という形で作品の販売を行っておりました。
デパートでの販売も多数
先日その頃に製作した作品が当店に持ち込まれました
懐かしい
大ぶりなペンダントになります。素材はシルバー950とK18が部分的に
さて見てみましょう
写真のように外側の銀の螺旋状の立体の内側に シャトンのパーツがプラプラと揺れる
という構造のペンダントです 写真は揺れる部分がとれてしまっている図。
真ん中の石はアメジスト、サイドはブルートパーズ、そしてスクエアのシトリン
実は良く見ると この頃から妥協を許さない作りをしてるな~と
ちゃんと二段腰で作られているし 手が込んでます。
我ながら感心 しかも銀であるにも関わらず ほとんど変色しておりません
そう 銀という貴金属は地金を叩いて(鍛造)作ったモノは 組成が引き締まるので
変色しにくい という性質があるのです
螺旋状の部分も 槌で〆てから製作しておりますので 10年以上経ったモノも
この様にピカピカではありませんが 黒く変色はしないのです。
実はこの知識あまり知られてないかも
しかもお客様に気に入られて よく使われるモノほど変色しません。
これ不思議
螺旋状の外側の部分はこの通り K18でリベットしてカシメております
この頃はこういった作品を沢山作っておりました
こうして10年以上も前にお買上くださったお客様に 再びご来店いただき
お会いできる事ができまして 誠に感激でありました
どうぞこれからも 末永く当店を宜しくお願い申し上げます
http://www.taka-art-craft.com/